お好きなSNSに拡散してもいいのよ?

【神戸市】飲む打つ買う!神戸新開地にある巨大ソープランド街「福原」を歩く

関西では「ソープランド」という形態の店はあまり馴染みがない。そもそも大阪府のように条例で禁止されている自治体もあるが、飛田新地のように「料亭」に擬態していたり、はたまた京都では「お茶屋」という名目でこっそり「営業」していたり、法の網を掻い潜って春が売られている訳である。

しかし神戸の福原は堂々としている(笑)そのまんまやんけ!

神戸最大の赤線地帯「福原遊郭」の名残りは今でも色濃く残っている。神戸市兵庫区福原町という地名の一画には、現在でもソープランドはもとより成人映画館やセクシー下着ショップなど、まさに性産業に特化した店舗がずらりと立ち並んでいる。

福原の地名の元は、平安時代末期(1180年)に平清盛がこの付近の土地に作り上げた「福原京」に端を発する。平清盛は周囲の反対を押し切り独断で遷都を行ったものの、源氏の挙兵の報によりわずか半年で福原京は首都の座を明け渡す事となった。

ちなみに、その福原京と現在の福原町は何の関係もない。

福原の地に一歩足を踏み入れると、いかにもなアダルトショップが軒を連ね、まさしく神戸におけるエロの首都である事が見てとれる。

セクシー下着屋の玄関には「団体(3名以上)お断り」の注意書きが。恐らく物見遊山の冷やかしを嫌ってのことだろうか。随分厳しいのね。

その横手にあるのは女性向けナイトワーク求人誌だ。こうした地区に行くと街角の至る所でポスティングされている。いわば女が娑婆から夜の世界に足を踏み入れる接点である。

さらに進むと一軒の成人映画館「福原国際東映」がある。かつては映画の街と呼ばれた新開地の名残りか。全然客が居ないからであろうか、受付の職員が暇そうに目の前のテレビでドラマを見ている。よく見るとそれは韓流ドラマだった。

福原の街を歩くと風俗店か飲食店しか存在しない。そして雰囲気は寂れている。

中には旧赤線時代を忍ばせる独特の建築も残っている。「お座敷サロン」という如何わしい表記が興味を引く。福原にはこうした看板を掲げる店が数店舗ある模様。

福原の二つのメインストリート「柳筋」「桜筋」の間の路地にはびっしりとそっち系の店ばかりが並んでいる。それでも昨今の不況や震災の影響がじわじわとあるため、店舗数は減少傾向にあるらしい。

福原のソープランド街にあるいくつかの店舗が、1995年の震災時に生活インフラが滅茶苦茶になった神戸の住民に風呂場を無償で開放したという話は有名である。

東京の吉原等で見るように様々趣向を凝らした外観の店が多い。しかしその殆どが大晦日と言う事もあり休業中。

近年こうした性風俗街は全国的に取り締まりが強化されている。大阪府では十三あたりで無料案内所が「タコヤキナン?」などとタコ焼き屋に化けてみたけど結局捕まったりと色々往生こきまくっているようで。年末とは言え、福原界隈の寂れっぷりの異様さが気になった。ますます息苦しい世の中に変わりつつある今日この頃。

>2ページ目を読む