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埼玉県日高市・サイボクハムのすぐ隣にある肉欲のテーマパーク「大川興業」

我々取材班にとある読者の方からタレコミを頂いた。
「埼玉の日高にあるサイボクハム裏に大川興業というストリップ劇場があるので見てきて欲しい」と。また日高市か。ここは朝鮮風味な神社や寺があったり「ホテルあそこ」があったり田舎ながら香ばしい小ネタがてんこ盛りな場所だが、また訪れる機会があろうとは。

ともかくタレコミに聞いた通りに日高市のサイボクハム目掛けて車を出す事にした。このサイボクハムというのは埼玉西部住民には非常に人気の高い施設で、戦後における養豚業のパイオニアらしき「埼玉種畜牧場」という業者が運営している。「お肉のテーマパーク」という位置づけでたらふく肉を食べたり産直市場や牧場体験、日帰り温泉など家族でまる一日遊べるちょっとしたレジャースポットとなっている。

休日朝にサイボクハムにやってくると家族連れの姿でかなり賑わっていた。その賑わいに便乗して朝っぱらから腹ごしらえに豚ステーキだのウインナーだのを胃袋に掻き込む肉食系取材班だが今回の目的はそんなレジャーなどではない。このサイボクハムの真裏にあるというストリップ劇場を偵察に訪れる為に来たのだ。

気になるストリップ劇場の場所を特定するも、場所はサイボクハムの西隣、狭山市側にある智光山公園のすぐ北隣となる。まさかこんな雑木林か茶畑しかないような土地にそんなピンク色の物件があろうとは事前知識がなければ予測すらできんだろうな。サイボクハムから飯能方面に少し車を走らせると唐突に「大川興業」と書かれたでかい看板が現れた。この看板に従って路地を入ればそこが桃源郷のようだ。

大川興業と聞くとどうしても江頭2:50率いる芸能事務所を思い浮かべるが名前が同じなだけで全くの無関係である。どうやらこの日高市で長い間商売を続けている土着色の強いマニアックな風俗店。脇道に車を突っ込んで300メートル程中に入ると、その突き当たりに来訪者を待ち受けるがごとく「個室浴場大川」と書かれたアーチが現れる。来た…

なにせこの立地条件。こんな温泉街でも歓楽街でもない場所にポツンと一軒だけ。茶畑の中に浮かぶ桃源郷というべき光景か。大川興業が何の業者なのか知らなければ部外者がわざわざ訪れるようなきっかけも皆無だしこの状態でずっと営業を続けてるのだから凄い。目の前の茶畑では農民達がまったり休憩中。

「個室浴場大川」と書かれたアーチを潜って敷地内左手には2階建ての一軒家風家屋がありここが「カラオケスナック大川」となっている。どうもこの大川興業というのはストリップ劇場だけではなくソープランド、スナックの3業態ひっくるめて商売をしているらしい。見かけによらずアグレッシブである。

そして敷地内右手には「個室浴場」。夜になるとご覧のとおり、闇に沈む茶畑のど真ん中に煌々とネオンサインが轟くというサイケデリックな光景が拝める。ここは夢か幻か、シュール過ぎる。中は案の定というか熟女好みの妖怪屋敷と化していそうだがどなたか勇気のある方は突撃してみてください。

あとストリップ劇場というのは「七峰座」という屋号で商売を続けていたらしく場末も場末、引退直前の踊り子が最後の華を飾るような場所だったそうだ。ネット上に載っている過去の香盤表を見ると伊香保銀映に出てたおばさんストリッパーの名前がありました(笑)しかし数年前にガサが入って七峰座は営業を辞めてしまったそうです。残念。

あとカラオケスナック大川というのも連れ出しスナックらしくフィリピーナなお姉さん達が常時待機しているようだ。日高市というド田舎にこんな「肉欲のテーマパーク」があるなんてビックリだわ。

この大川興業、実は八丈島にストリップ劇場を建設しようとして地元の反対運動を受けて建設途中で断念した経緯がある(→詳細)。それが昭和47年というのだから、大川興業という会社自体かなり昔から商売をしている事が分かる。

怪しいネオンサインと濃密な雰囲気に脳天をやられながら息も絶え絶えにサイボクハムの駐車場に戻ってきた。日帰り温泉「まきばの湯」でひとっ風呂浴びた後に撤収する。肉を食ったり浴場に入るというのはどっちも変わらないはずなんですけどね(笑)しかし埼玉という土地は廃娼県だった影響もあるのかこの手の施設が独特な進化を遂げていて凄い。百穴温泉然り。